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人間と猫

我が家は去年から猫を飼い始めた。
かなり生活の感覚が変わった。
生活は別に変わってない。

人に対して向かっていた興味や関心がかなりの分量猫に向かった。
それは今もずっと。

なぜなら、最初は驚きと可愛さだったけど
あんまり、人間が他人にむけて関心を向けていると過剰になっちゃうんだな、ということに気づいたということがあると思う。

でも、それでも全てが猫で満たされるわけではなく。

やっぱり人間に対してイライラすることもあるし、人間の反応でしか満たせない感情もある。

それは変わらない。

ただ、気をそらす方法が猫を飼うことで増えたのだと思う。

私は半年くらい前に仕事を辞めた。

最初は次の仕事は探さずに、仕事してる時にはできなかったことをやった。

気になっていた身体の不安を病院に行って調べたり、毎日洗濯したり、ごはんを作ることに情熱を注いだり。
好きなだけ猫と戯れたり。
浴びるほど酒を飲んだり。

4ヶ月くらい経って、バイトを始めた。
昼から夕方の重すぎないバイト、でも、チェーン店じゃなくて、いつか独立した時に役に立つ仕事と、思って選んで、
最初は毎日ミスが発覚して、その度にビクビクしながら、耐えて。
ああ、これ、クビになるレベルのダメさだ。と思っていたら、クビにならなかった。
今もそのバイトを続けている。

半年くらい経つと、仕事を真剣に探し始める。
なぜなら、住民税と健康保険と国民年金と家賃の4つの負荷に耐え難くなってくるから。

あれもこれも我慢、になってくる。

でも、お酒もタバコも辞められないから、服を買えない、ご馳走に勢いでお金を使えない。
これは、「酒もタバコもやってて何を贅沢な」と言われるところだろうが、そんな一般論は完全に無効なんだな、と実感した。
私は酒もタバコもやりながら、好きな服を着て、食べたいものを遠慮せずに食べないと健やかに生きていけない人間なんだと初めて知った。

スポーツしたって、クリエイティブなことに勤しんだって、たぶんこれは変わらない。

猫で言えば
発情することは避けられないぐらいの当たり前のこと。

だとしたら猫のように避妊手術的なことをすればいいのかもしれないけど
猫にはするくせに、自分にはしないからかなり勝手な生き物だ。

その度合いだけで言ったら戦争をふっかける国家や、原発を推進する日本と何ら変わりはない。

この勝手さを持ってすると、世の中の「ありえないっしょ!」という判断も避難できない。

こういう非情さを持ち合わせているということが、無職になってやっと実感できた。

でも、それでも、信念とかでなく、直感的に嫌だということは残る。

つくづく勝手な生き物だ。

春には誰かと一緒に桜を見たい、夏には誰かと一緒に花火を見たい。

問題は誰かと、ということ。

自分一人でいいならば、一人で見ればいい話だが、そうではないところが、辛いところ。
# by p-kn | 2014-08-24 01:29

これからが面白い

やっと、やーーーーっと退職した。
ブログなんて今更更新するものでもないけど、TwitterやFacebookがメジャーのこの世なので、ちょうどいい。

一年前からかなりいろんなことがあった。

その割りに一人の時間は減ったので、活字で表現することもなくなった。

お酒の量は200%増えた。

ただ、TwitterやFacebookやLINEの 既読的な機能付きの媒体ではなかなかリアルなことは書きにくい、と思うのは私だけだろうか。

でも今やこのブログはほかの人の目に付く確率がかなり低いけど、発信している感もあって、もはやちょうどいい。

さて、これから何を生業にするべきか。

残念ながら子供も宿していないし、子供がいないまま主婦に徹するほど裕福ではない。


そしてきっと永遠にビールを飲み続けてしまうし。
何かしら一日を過ごすお金を生む作業がないと、成立しない。

かつて学生時代に就職活動をしていた頃とは全く違う心境だ。

就活ノートを読み返すと、書いてある。

ビールが美味しく感じるように仕事したい。
自分の稼いだお金で家賃を払う。


その程度だったのか、、

でも達成できたことは良かったと思う。
美味しすぎて飲みすぎた。


要するに社会人になりたいというのだけを叶えたんだと思う。

あの頃は社会人になるためには、類まれなる実績、もしくは、一目で気に入られるエントリーシートがなければならないと思っていた。

恐ろしい思い込みだ。

おかげさまでだいぶ現実的になった。

たぶん就活病という病だったんだと思う。

今では私の弟も妹も、まだ就活の時期で無いのに就活病にかかっている。

恐ろしい。

晴れて私は完治して、ガリガリに痩せながら労働して、ポロポロ泣きながら退社した。

そう考えると、もしかして、
30代からが面白いって、
こういうこと?!そういうこと?!
あれ、次元が違う?!
# by p-kn | 2014-01-01 21:59

おいこら

「仕事を辞めます」 

6年目にして初めてちゃんと部長に宣言した

不思議なもので涙が止まらなかった

本当の気持ちを言うとき、子どもが泣いてしまうアノ現象

私はいまだにそうなのだ

だから客先の面会とかは全ぜん平気だけど
どれも本心ではない会話なので

しかし、まるで辞めたくないのに辞めたいと言ってるような感じになってもアレなので
難しい


それで一週間経つんだけど
どうしたら良いんだろう 笑

例えば
宗教から脱退するときとかはもっと激情的なのかしら
習い事を辞めるときとかは、来週からもう来ませんでいいのかしら(どうだったかな)
恋人と分かれるときは一瞬 未練があっても数日後またふられて終わる
子どもと生き別れるときは?
離婚するときは?
ルームシェアを解消するときは?
ペットを河原に捨てるときは?逃げられたときは?

仕事を辞めるときは?


ビジネスライクに退職届を出したり
引き継ぎをしたり

その段階まで行けないのはなぜ?

行けば行けるのか?

なんだかんだ2月まで、2月までいてくれ
ボーナスはもらってからの方がいいだろう?
せめて12月
そこから一ヶ月有休消化したらボーナスもらえるしさ

なんて逆に一方的に羅列されて

お昼休みの時間になった

そして一週間

仕事もどこまでしたらいいのやら
新しい企画が始まってしまうし

これは、これは、

いいように引き延ばされている!!!!
# by p-kn | 2012-10-27 17:47

コーヒーと昼過ぎのループ

やらなきゃいけないことはいっぱいある
ちょっとした電話とか、洗い物とか、
たいしたことではない
でも、やらなかった後のことを想像するとうんざりする

だから渋々やらなくてはならないのだが、
とりあえずコーヒーをいれながら
またあんまり美味くいれることができてないんだろうなと思いながらお湯をゆっくりグルグル注ぐ

また大量のやや渋コーヒーから休日が始まる

昨日の夜寝る前から、明日は早起きして散歩しようとか、
ベッドから出るまでの二度寝三度寝の
間に、今日はパスタでも作って食べよう、とか
色々想像してたんだけと、
この渋々コーヒーを飲んで一日をはじめると、間もなく低血糖になる

いつもそうなのに、いつかはやりたいことまでたどり着けるんじゃないかと、
コーヒーを入れてしまう。
# by p-kn | 2012-10-20 12:59 | ああ

貨物列車

貨物列車に遭遇すると、ワクワクする。
物を遠くに運ぶ
がダイレクトで、カシオペアを見かける時も似たようにワクワクするけど
貨物列車にはかなわない
昔はあれに飛び乗ったりする人も居たんだろうなー
あの貨物を積んでいない土台だけの台車とか無限の可能性を感じるよなー


大人になってからの電車へのロマンが止まらない金曜日です。
# by p-kn | 2012-07-20 22:00